こんにちは。転職7回も繰り返して、あらゆる業界を渡り歩いてきた転職マスターGです。
転職マスターGさん、こんにちは!
テンちゃん、今日の相談事は何かな?
実は飲食業に転職しようと考えてるんですけど…
なるほど。テンちゃんは飲食業に転職したい理由は何かな?
いや〜、単純に食べるのが好きだから飲食業が良いかな〜と…
それは危険な考え方だね。
転職したい業界がどんな特徴があるのか知っておかないと入ってから後悔するよ。
え〜〜💦 そうなんですね。何も考えてませんでした。
じゃあ今日は、業界の特徴を解説しながら、私の独断と偏見で転職は避けた方がいい業界TOP5をお伝えしていきましょう。
宜しくお願いします♪
今回の記事は転職希望者に向けて、避けた方が良い業界トップ5を紹介し、安定したキャリア構築をしてもらうための内容をお届けします。
この記事を読んで得られること
・転職する場合に意識すべきことがわかる
・転職を避けるべき業界の特徴が理解できる
・転職条件を客観的に判断できる能力が身につく
・転職での条件選びで失敗しなくなる
・好条件で転職することができる
転職で避けるべき業界の4つの特徴
転職は、新たなキャリアへの一歩を踏み出す重要な決断です。
しかし、「転職すれば世界は薔薇色」なんていう甘い考えだと、転職後に確実に後悔します。特に、転職業界選びは慎重に行う必要があります。
まず最初に、転職で避けるべき業界の特徴を一緒に見ていきましょう。
1.不況に弱い業界:
不況に弱い業界は、経済の変動に対して特に脆弱で、失業率が上昇しやすい傾向があります。
①観光業界: 観光業界は景気に強く影響を受けやすい業界です。不況時には観光客の減少や旅行予算の削減が起こり、ホテル、航空会社、レストランなどの関連業種に大きな影響を及ぼします。
②不動産業界: 不況時には不動産市場が低迷し、住宅価格が下落することがあります。不動産開発業者や不動産エージェントは収益の減少に直面する可能性が高いです。
③自動車産業: 自動車産業は経済状況に大きく左右されます。景気後退時には自動車販売は低迷しますし、自動車メーカーや部品サプライヤーにとって困難な状況となります。
④小売業界: 小売業界は消費者支出に依存しており、不況時には顧客が支出を削減することが多いため、小売業者にとって厳しい状況が生じます。
⑤エンターテイメント業界: 映画館、コンサート、イベント、スポーツなどのエンターテイメント業界は、不況時には観客数や広告収益が減少し、業績が低迷することがあります。
これらの業界は、経済の安定性に依存しており、景気後退時には雇用の減少や経営困難に直面することが多いです。
転職を考える際には、不況に強い業界や職種を選ぶことが、安定したキャリアを築くための重要な要素となります。
2.高度なスキルが必要な業界:
転職先で必要なスキルが高度すぎる場合、新しいキャリアに適応するのが難しいです。
たとえば、士業事務所などの法律関係は、法律などに関する高度な知識が求められるため、転職したあとのスキル習得で苦労する可能性が高いです。
3.労働時間が長い業界:
体力の衰えてきた40代・50代にとっては、長時間労働を強いられる業界は、最も避けたい業界ですよね。
労働時間が長くなる業界の代表は、医療業界、飲食宿泊業界、小売業界でしょう。
基本的には、個人を相手にする業態は、労働集約型になるため、長時間労働をせざるを得ないのが実情です。
4.低給与の業界:
低給与では、お金のいる40代・50代ではやっていけませんよね。できれば、高収入を追求できる職種や、収入向上の見込める業界を狙っていくべきです。
他業界と比べて低給与になる業界は、飲食業界、小売業界、清掃業界です。
こういう言い方をすると批判されそうですが、上記3つの業界は、安い給料で従業員をこき使って会社が儲ける、というパターンでしか成り立たなくなってきてます。
転職先を選ぶ要件は?
転職先を選ぶ際の要件は、人それぞれだと思います。
「その職種が好きだから」という理由で選ぶ人もいるでしょうし、「自分の強みが活かせるから」という人もいるでしょう。
それらの要件だと主観的な要素に左右されるんで、今回の記事での転職NG業界の評価は、「業界の将来性」、「待遇」、「未経験からの参入のしやすさ」という3つの基準に基づいて評価していきます。
今回の内容は決して、特定の業界をディスるのが目的ではありません。
なので、これからご紹介する「転職NG業界ランキングTOP5」で実際に働いてる方とか、その業界が大好きな人を否定するつもりはまったくありません。
ちなみに、私ものちほど出てくる業界で働いてた経験もありますし、転職NGと紹介しておきながら、機会があればもう一度働いてみたいとも思ってます。
ということで、今回も辛口で行ってみましょう!
最新版!転職NG業界ランキングTOP5紹介
転職NG業界5位:飲食宿泊業界
業界の将来性
飲食宿泊業界は季節や経済に大きく影響を受け、将来性は不透明です。景気変動に敏感で、業績の安定性は低いと言えますよね。
直近では、コロナ禍による大ダメージで倒産する飲食宿泊業が、後をたちませんでした。
転職しても、会社そのものがなくなったり、会社の業績が悪ければ、待遇も厳しい内容になるのは目に見えてます。
待遇
この業界の待遇は、一般的に給与水準が低く、長時間労働や夜間勤務が多いため、労働条件も厳しめ。なので、40代・50代の転職者には厳しい状況が考えられます。
実際に私も過去に、飲食業と宿泊業を経験してますが、休みは年間で80日以下でした。労働時間も不規則だし、残業しても残業代はなかったです(もちろん違法ですが)。
未経験からの算入のしやすさ
飲食宿泊業界は慢性的な人手不足未経験なので、40代・50代からでも転職が可能な場合も高い業界です。
多くの企業は現場の戦力を求めてますので、管理職などへの登用は少なめ。いきなり高ポジションへの転職は難しいでしょう。
ただし、すでに業界にいる人のレベルがそれほど高くはないので、本人の能力次第ではスピード昇進することも可能な分野ではあります。(私も転職2年目で、マネジメント部門に抜擢されました)
転職NG業界4位:保険業界
業界の将来性
保険業界は競争が激しく、市場は飽和状態です。将来性はあまり高くありません。
テクノロジーの進化により、業界全体が変化しています。昔は営業マンが活躍してた業界ですが、今はインターネットから保険契約する人も増えていますよね。
待遇
保険業界の待遇は、一部のポジションを除いて平均的です。給与水準は他の業界とあまり変わりませんが、ボーナスなどの手当があることがあります。
ただし、営業職での募集が多いため、結局は営業成績次第。成績があがらなければ、ドロップアウトせざるを得ない厳しい業界です。
未経験からの算入のしやすさ
保険業界は一部の職種を除いて未経験からの転職が比較的容易です。
特に営業やカスタマーサポートのポジションは入りやすいですが、40代・50代の転職者には競争が激しいことを考慮すべきです。
営業未経験の人が入るには、体力的にも精神的にも厳しいのが現実です。
私の知人も40代半ばで外資系保険会社に転職しましたが、営業成績が上がらずに、結局2年で退職してしまいました。
転職NG業界3位:自動車業界
業界の将来性
自動車業界はテクノロジーの進化により変革の時を迎えていますが、競争も激化しています。将来性は一部の分野で高いかもしれませんが、全体としては不確実性が高まっています。
若者の車離れも深刻で、以前のようには車が売れない現状では、将来の見通しは暗いです。
待遇
自動車業界の待遇は、一部の技術職を除いて平均的です。給与面では他の業界と比較して特別な魅力はありませんが、安定した収入を得られる可能性があります。
技術を持ってる方は、近年の人手不足もあって、業界内でも渡り歩いていけますので、待遇自体も悪くありません。
未経験からの算入のしやすさ
自動車業界は技術やエンジニアリングの分野では未経験からの転職は、まず無理です。
専門知識やスキルが必要であり、40代・50代の転職者には不可能です。
営業職なら転職も可能ですが、昔のようには車が売れない時代ですので、転職してからが厳しくなりそうです。
転職NG業界2位:建設業界
業界の将来性
建設業界は不動産市場の動向に大きく左右されるため、将来性は安定的ではありません。景気変動に敏感で、転職者には不確実性が高い業界です。
一部のTOPゼネコンへ転職できれば、地方の建設会社の場合は、景気変動の影響をモロに受けます。
待遇
建設業界の待遇は、一部の職種を除いて平均的です。給与水準は他の業界と変わりませんが、安定した収入を得られる可能性があります。
景気が良くて忙しい時は、残業なども増えますが、給料に反映もされますし、悪くはありません。
未経験からの算入のしやすさ
建設業界は一部の技術職を除いて未経験からの転職が難しい業界です。
技術や資格の取得が必要であり、40代・50代の転職者にはハードルが高いと言えます。
特に現場配属されると、体力的に一番キツい業界です。未経験で、40代・50代から転職するには、まったくオススメできない業界です。
転職NG業界1位:介護業界
業界の将来性
介護業界は高齢化社会において非常に重要な役割を果たしています。需要が高いため、業界の将来性は高いです。
高齢者の増加が今後も続くため、介護の需要は安定的に存在し続けると予想できます。
待遇
介護業界の待遇は、他の業界と比較して低いのが現状です。
給与水準も低いし、労働時間も不規則なため、身体的・精神的な負担が大きいです。
他に転職先がないからという理由で転職すると、後悔するかもしれません。40代・50代の転職者にとっては魅力的な選択肢とは言えません。
未経験からの算入のしやすさ
介護業界は特別な資格や経験が求められますので、転職者にとってハードルが高い業界です。
身体的ケアが好き、体力に自信がある、という人以外は、40代・50代での転職はオススメできない業界です。
転職先の選択は慎重に考えよう
転職者にとって、業界選択は非常に重要です。この記事では、業界の将来性、待遇、未経験からの算入のしやすさの3つの基準を元に、転職NG業界ランキングTOP5を紹介しました。
介護業界を除き、他の業界は将来性に不透明さがあり、待遇も平均的であることが多いです。未経験からの転職が難しい業界も多いため、慎重な検討が必要です。
転職を検討する際には、自身のスキルや経験、将来のキャリア目標に合致する業界を選び、リスクを最小限に抑えながら新たなステップを踏み出すことが大切です。
転職先を選ぶ際には、将来性や待遇だけでなく、自身のスキルや情熱が活かせるかどうかも考慮することが重要です。
失敗を避けつつ、充実したキャリアを築くために、慎重な転職活動を心がけましょう。